オスグッド病|曲げる時の膝痛を改善する膝を曲げないストレッチ

小中学生男子に多いオスグッド病(オスグッド・シュラッター病)。

 

サッカースクールに通う小学校4年生から高校3年生まで231人を対象とした調査で、28.1%の選手がオスグッド病を経験し、好発年齢としては中学1年生が52.3%と最も高く、小学5年生〜中学1年生で98.5%が占められているという発表もあります。

― 成長期にみられるスポーツ障害(オスグット・シュラッター氏病)―

(引用元)https://www.yowakai.org/healthsupport/pdf/healthsupport_kotsuryo20121226.pdf

 

当院にも膝の痛みで、多くの学生が来院しているオスグッド病を改善するためにお伝えしているストレッチをこちらでも紹介します。

 

ブログの最後にはユーチューブ動画でも解説していますので、ご覧ください。

 

成長期に使いすぎ(オーバーユース)が原因

オスグッド病を発症するのは成長期に多く、当院に来院される方の中にも成長痛の一種と思われている方もいるようです。

 

基本的に、サッカーや陸上競技と走る競技に起こることが多いですが、野球やバスケットボールやバレーボールなどいろいろな種類のスポーツで起こります。

 

走ったりジャンプしたり何度も繰り返し膝を曲げ伸ばしすることで、膝下の骨に炎症が起こり痛むようになります。

 

膝下の骨には膝を伸ばす大腿四頭筋が付いていて、何度も繰り返し曲げ伸ばしすることでその大腿四頭筋が緊張し骨を引っ張ることにより炎症が起こります。

 

一般的なストレッチは膝が痛みやすい?

オスグッド病でよく指導されるストレッチは、太腿の前を伸ばすストレッチです。

 

太腿の前にある大腿四頭筋が緊張するため、その筋肉を緩めることで膝にかかる負担を減らす為に太腿の前を伸ばすストレッチをするように言われることが多いです。

 

ところがオスグッド病で悩んでいる学生のほとんどは、太腿の前を伸ばすストレッチをすると、痛みでなかなかストレッチを続けることができません。

 

オスグッド病は膝を曲げると痛むので、この写真のようなストレッチで太腿前を伸ばすことが難しいのです。

 

なぜ大腿四頭筋が緊張するのか?

大腿四頭筋が緊張する理由は、使いすぎ(オーバーユース)と言われていますが、なぜ使い過ぎになるかが大事になってきます。

 

実は大腿四頭筋が緊張する原因になるのは、ふくらはぎや太腿裏側や腰の筋肉が緊張しているからです。

 

大腿四頭筋は、骨盤前側からふくらはぎの骨の前側に付いている筋肉なので、骨盤やふくらはぎについている筋肉が緊張すると、同じように大腿四頭筋も緊張するのです。

 

つまり、前側の筋肉が緊張するのは後ろ側の筋肉が緊張しているからなのです。

 

膝が痛くないストレッチ

今回お伝えするオスグッド病を改善するストレッチは、3つあります。

 

それぞれ順にお伝えしますね。

 

★ふくらはぎ外側のタオルストレッチ

①座った状態で足の裏にタオルを引っ掛ける

②足の親指の下で踏ん張るようにタオルを引っ張る

③足の親指に負けないようにタオルを持った手を引っ張る

④10秒力む→10秒脱力を3回繰り返す

 

★太腿裏側のストレッチ

①両脚を伸ばして座る

②ストレッチしない側の足をあぐらのように曲げる

③伸びている足先を上に向け、両手で膝を押さえる

④腰を伸ばしながら20秒前屈する

 

★腰とお尻のストレッチ

①仰向けに寝る

②伸ばす側の膝を90度曲げる

③体を大きくひねり腰を20秒伸ばす

④膝を伸ばしてお尻の筋肉を20秒ストレッチする

 

それぞれ文章で見るとわかりにくいと思います。

動画でも説明していますのでご覧ください。

 

ストレッチ動画はこちら